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「時代に寄り添うデザイン経営:トキガラデザイン10年目の軌跡」

トキガラデザイン、創業10年目へ

「トキガラデザイン」という屋号は、日本語の「時節柄」に由来します。
時代や社会が刻々と変わりゆくなかで、その瞬間にふさわしい最適なデザインやクリエイティブを届ける。そんな想いを込めて2016年10月17日に創業しました。そして今年、創業10年目という節目を迎えます。

振り返れば、最初の数年間は試行錯誤の連続でした。広告代理店からの受託、中小企業や行政のお仕事、経営者団体での学びとネットワークづくり…。思うようにいかないことも数えきれないほどありました。それでも「地域に貢献したい」「自分のスキルを社会のために活かしたい」という想いだけは揺らぎませんでした。

やがて、ブランディングやWebマーケティングの支援を通じて、中小企業の成長を肌で実感できるようになり、成果が目に見える喜びを得ました。この経験が、現在の「デザイン経営」へとつながっていきます。

東京で活動。これからを模索。

5年目以降は東京の法人でブランド統括を務め、ベンチャーやスタートアップの立ち上げに伴走しました。アイデア創出からプロトタイプ、SNSや映像を駆使したプロモーションまで、事業が形になるプロセスを一通り経験できたことは、今の活動の礎となっています。

当時、「デザイン経営」という言葉はまだ中小企業にはなじみが薄く、理解や予算面での壁もありました。正直に言えば、悔しい思いをしたこともあります。しかし、挑戦した企業は確かな成果をつかみ、売上が倍増したり、新しい人材が集まったりと、大きな飛躍を遂げました。振り返れば、この道を信じて伴走したこと自体が、大きな誇りとなっています。

近年は、中部経済産業局の事業や愛知県よろず支援拠点でのセミナーなど、行政や公的機関からも評価をいただき、活動のフィールドは広がっています。クライアント規模も成長し、かつては年商1〜10億円の企業支援が中心だったものが、今では20〜100億円規模の企業の伴走へと発展しました。

2025年からのトキガラデザイン

そして2025年からは、中部経済産業局の新事業「I-OPEN CENTRAL」にも参画します。大企業・スタートアップ・アトツギ・デザイン会社・支援機関が共創し、社会課題を解決する持続可能なエコシステムをつくるプロジェクト。まさに、次の10年を切り開く挑戦の舞台です。

ここまでの歩みを振り返ると、時に正当に評価されないこともありました。しかし、それもすべてが学びであり、今の自分を形づくる糧となりました。現在は、自らの価値を正しく理解してくださるパートナーや機関に恵まれ、活躍の場と報酬がきちんと整った環境があります。

これからの10年、今を生きる!

これからのトキガラデザインは、ソーシャルデザインから企業ブランディング、組織開発、新規事業開発、そしてアジア展開や大学教育まで視野に入れています。変化の時代だからこそ、挑戦を楽しみながら、地域や社会に貢献していきたいと思います。

「思えば遠くまで来たものだ」と感慨にふけりつつも、まだ道半ば。
これからも、時代に寄り添い、未来をつくるクリエイティブを届けてまいります。

今後とも、トキガラデザインをよろしくお願いいたします。

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