11/26(火)15-17 日本弁理士会東海会様の研修にて、中部経済産業局 知的財産室長 原田様と私でデザイン経営のテーマで登壇することになりました。
定員:集合40名/Zoomウェビナー500名
講義内容はこれまでのデザイン経営支援の実例をもとにお話しさせていただきます。
事例紹介:株式会社鈴六様、株式会社巴製作所様、株式会社一旗(HITOHATA)様
定員:集合40名/Zoomウェビナー500名 (弁理士会所属の方はご参加できます)
会場:日本弁理士会 東海会事務所 名古屋商工会議所ビル8階
登壇にあたっての稲石所感
「デザイン経営宣言が発表されてから6年。大企業を中心に活用されてきたものの、その大きな目的や活用することのメリットや企業の大きな力になるデザイン経営の本当の実践の意味が中小企業から小規模事業までに伝わっていないのも現実でした。私は中小企業向けにデザイン経営を広め、実践し、成果に繋げてきました。それはデザイン経営に興味を持ち、私にお声がけして下さった企業や公的機関の優秀でかつ本質的な価値を理解できる能力を兼ね備えた方々との出会いのおかげでした。そのようにして私に機会を与えてくださった方々との実践・実例を3件、今回は研修の中で発表させていただきます。
愛知県という地方においても、中小企業においても、まだまだ全然デザイン経営への関心は高まっていないと感じています。それでも、中部地方のフロントランナーとして、コツコツとセミナーを開催し、かつご支援の機会を得た先見の明をもつ優秀な経営者の方々をご支援し続ける中で、その価値が伝わり、浸透していけるように努めてまいります。」
■演題・内容のご紹介
「デザインの力を活用した企業経営とは~弁理士が知るべきデザイン経営~(集合/Zoomウェビナー)」
広義の「デザイン」の力は、あらゆる企業経営において活用でき、近年、デザインの力を企業経営に活用される企業が増えてきています。デザイン経営と知財活動とは、非常に密接な関わりを持っており、弁理士が企業の知財経営支援を行う際に、デザイン経営は大変役に立つツール(思考)となります。
2018年に、特許庁・経済産業省よりデザイン経営宣言が出されて以降、東京のみならず、各地域においてもデザインの力を活用した企業支援の取組が広がりつつあります。中部経済産業局においても、デザイン経営支援事業を継続的に行っているところです。
ここでの「デザイン」とは、「イノベーションに資するデザイン」と「ブランド構築に資するデザイン」の2つで捉えています。そして、「知財」を、広義の知財と
して捉え、「自社固有の経営資源」と認識すると、知財に目を向けたさまざまな活動(知財アクション)がデザイン経営の推進力になります。
そこで、第一部で、そもそもデザインの力を企業経営に活かすというのは、どのようなことなのかを紹介します。第二部で、昨年度の中部経済産業局の事業において、支援者として参加された稲石勝人氏(トキガラデザイン代表)により、支援の実例も交えた実践について紹介します。
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