いつもお世話になっております。
この度、トキガラデザインの岡崎オフィスを下記の場所に移転いたしましたことをご連絡させていただきます。
トキガラデザインの稲石です。2月10日に旧事務所の引き渡しを完了し、新しい場所に事務所の引越しを完了いたしました。昨年末から動いておりましたが、急に決めたこともあり、バタバタとなりご連絡が遅くなってしまいました。
と言っても、移転先は距離的にも近く、駐車場の台数も2台となり、また閑静な住宅街ということもあり非常に静かな場所です。
部屋の数も増え、広い環境になり、静かですし、これまでと違う環境で仕事に集中していきたいと思います。環境が変わることで心境も変わり、仕事の内容や活動範囲も変わります。
そういうメリットも勘案しながらの移転でしたので、すぐさま新しい販路の開拓への活動を進めております。
お客様・お取引様におかれましては、少し落ち着いた3月以降に、また新しい事務所でお待ちしております。
その際はコーヒーを豆から挽いて抽出した、おもてなしコーヒーを出させていただきます。
(※19歳の頃に買ったコーヒーミル使用)
19歳の頃、思い描いた自分の将来や自分の人生にとって大切なことを、改めて問い直しながら仕事と共に自分の人生も再構築していきたいと思っております。
そんな想いも背景にはあった気がします。
(※完全に後付けですが、学生時代の通学範囲のため、自ずとノスタルジックな気持ちになり、これからの活動を考えるとき、いい意味での原点回帰ができるのを期待しています。
クリエイティブ活動の原点は、中学時代の生徒会活動だったんです。それはまた別の機会に。)
【Tokigara Design 新事務所住所】
444-0823 愛知県岡崎市上地3丁目8-16 アネックスマンション301
事務所移転の経緯
前の事務所には2年半ほど前に入居させていただきました。ちょうどコロナ禍に入ってきたタイミングでした。
事業としても5年目に入り、これまでと何か変えたいと思い、金融機関から融資を受け、設備投資をすることにしました。目的は、価値向上・認知向上のためのブランディングと、自分自身のイノベーションのためでした。
ブランディングは分かりますが、自分自身のイノベーションとはなんでしょう?
それは、個人事業主なので自分自身の全てがサービスであり、モチベーションなどのエンジンも自分の気持ちや気分や目標・課題となるわけです。
だから集中でき、生産量が拡大するような事務所を借りたい、となりました。
人生を40年以上生きていると、自分を動かすものが何なのかは、もう十分分かってきます。事業においても環境を変えることが一番イノベーションが起きやすい。ならば、事務所を移転する。しかも家賃を4倍に上げる!
無茶です。
無茶をしてしまいました。
その後、がっつりとコロナ禍に突入し、全ての目論見が霧散してしまうことも気づかずに、行ってしまいました。デザイン業・WEB制作業は、コロナの影響も少ないだろうと思っていましたが、じわりじわりと影響が出始め、常連の顧客の一社一社が悲鳴をあげ始めます。
だんだんと顧客基盤が崩れていきます。このままではまずい、本当にそう思いました。
以前の事務所は、スタートアップ向けのシェアオフィス形式で、ビルオーナーの想いがあって、とても安く利用できました。本当に今でも感謝しています。
家賃を4倍にした結果
毎月の固定費が上がってしまったので、やるべきことは新規開拓と新しいサービスの提供、既存顧客への新サービスの提供の提案という流れになります。
それを支えるWEBマーケティング集客・Youtube・ブログ・SNSで集客が必要です。
結論から言いますと、今まで成り行きに任せていた集客や自社ブランディングの部分に向き合い、全面的に見直さないとやばいということです。
お客様に提供している集客とブランディングを自社にはおざなり、というのは良く聞きますが、同時に説得力がないよね、とも言われます。
そこに向き合う必然性が出てきました。さらには、この2年間で分かってきたことが自分たちのサービスが想定するマーケットにマッチしているか?ということです。いわゆるPMF(プロダクトマーケットフィット)するかどうかです。
これまで提供してきた、WEBマーケティングやデザインブランディングサービスが、三河地方の小規模事業者様でしたが、スキルアップを続けることで提供するサービスとプライスにもズレが生じてきました。
これらも、5年ぐらいかけて気づいてくることかもしれませんが、コロナを経ることで、短縮化し、リブランディングしていかないと生き残れない状況になりました。
※この辺りもまた後日ブログにまとめます。
結果的に、お尻に火をつけることで、自分自身の弱さに向き合い、さらにめんどくさいことや苦手なことも全部自分で取り組み、その中で自分自身が本当にやりたいことや、事業を営む中で「ありたい姿」という部分に取り組むことができました。
昨年に始めた高度デザインDX人材になるための、スキルアップ研修「DXDキャンプ」、UXデザインやデザイン経営を推進するリーダーを育てるXデザイン学校リーダーコースなどへの研修参加によって、尊敬できるメンターの方々ともお会いすることができ、苦しい中から手を伸ばした先に目指す未来の姿が見えてきました。
ここから流れがガラッと変わるのですが、研修を受けたことで、自分のサービスが求められるニーズを探したことで、戦略が変わりました。その時にも前のオフィスの存在感はプラスに発動し、いい意味でのブランディング効果が発揮されました。
いい流れが見えてきたことで、次の展開に向けては、利益を出しつつ次に備える段階です。
このままだと動きが取りづらいので、固定費を見直します。それらのことを計算しながら、そろそろ事務所を移ろうかと思っていたのもあり、昨年末に決めました。
色々探していく中で、さらに今後の移転のコンセプトが湧いてきて、非常に良い移転ができました。
そのコンセプトとは「原点回帰・人生の目的を取り戻す」です。
30歳になる頃に見つけた、デザイナーになるという夢。
デザイナーとして地元で独立するという夢。
これらを叶えられた訳ですが、色々と犠牲にしてきたこともありました。
デザイナーになろうと思った時に、棚卸しした自分の経験の中で、中学校時代の生徒会活動がありました。生徒会集会や文化祭などの企画やディレクション、体育祭でのクラスのハリボテのデザインやディレクションなどの活動がやったこともないのに、すんなりできたことや楽しかったことが思い出され、それらの活動は向いていて、自分がやりたかったことに近いのじゃないかと思いました。
グラフィックデザイナーが入口でしたが、少しづつ拡張し、WEBやデジタルを扱い、ディレクション・プロヂュースをし、デザイン経営という切り口でビジネスデザインをしていく。
全ての始まりは、少年期・学生時代に好きだったこと。
そんな妄想がこれからのビジョン作成において必要だと学ぶ機会があり、まさしくそうだと思いました。自分のビジョン、「自分のなりたい・ありたいをデザインする」「顧客のありたいを時柄にデザインする」そういう思索が今回の事務所移転時に行われました。
事務所を自分の身の丈に一旦戻し、仕事の内容も精査しながら、PMFし、利益を上げて、ビジョンの達成に向けてアクションを続ける。いわゆるロードマップというやつです。
そういう訳で経費面含め、参入するマーケット、サービス提供内容など、見直しさせていただきました。
以外に、このブログを書き進めてみると、想いが溢れてきて長い文章になってしまいました。
事務所移転によって、色々といいお話しやいい流れに繋がってきていますので、今年はこのまま突っ走っていきたいと思っております。
旧事務所の入居者募集
これまでの事務所は岡崎市内でも珍しい、デザイナーズマンションで、各部屋それぞれデザインが違うお部屋をご用意しております。
おしゃれな室内デザインは、エステサロン、脱毛サロンなどの店舗も入っており、人気の高い物件となっております。
現在は入学、入社、転勤などの引越しシーズンのため、お部屋が空いております。
もし、ご興味あるかたがいらっしゃれば、私の方からビルのオーナー様にご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、パワーアップ・スケールアップしていくトキガラデザインの稲石を、今後ともよろしくお願いいたします。
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