こんにちは、稲石です。
年末に入り、リアル忘年会、オンライン忘年会など色々あった今年も終盤を迎えます。
今日は振り返りのブログとして読書とアンラーニングについて書きます。
読書について
ライターを目指していた20代の頃は多い年で年間500冊ほど読んでいました。
真綿が水を吸収するように、一気呵成に知識を吸収する時期だったと振り返ります。
今年の読書数は80から100冊ぐらいだと思います。kindleでも多く買っていたり、必要な所だけ読む飛ばし読みも含めるともう少し多いかもしれません。
多くがビジネス関連ですが、小説やムック本、趣味の本、生き方の本、哲学の本や学術系の本も読みました。
以前も書きましたが、今はVUCAの時代と言われていて不確実性の高い時代と言われます。
その先行きが見えない状態というのは、これまでの成功体験や成功法則が通じない場面が多く、下手をすると大きな痛手を食ってしまう。
そのために大学で現在も研究されている教授の先生方がまとめておられるアカデミックな文脈での組織論や行動心理学・行動経済学などの情報が役に立ちます。もちろんデザインマネジメントの最新研究の知識も入れています。
そういう過去の叡智を分かった上で、現在の研究知識とリアルでの仕事案件での実践。そしてそのフィードバック。
そういうサイクルの中でトキガラデザインは事業活動をデザインドリブンで運営しています。
アンラーニングについて
トキガラデザインのコンセプトは「時節柄」に最適なクリエイティブのご提供。最近は「時節柄」に最適な人材育成や組織作り、デザイン経営やSDGs経営などの企業デザインの方にも取り組み始めています。
グラフィックやHP制作という狭義のデザインだけではなく、俯瞰して方向性を考えたり、リサーチを元にした未来戦略を考える広義のデザイン活動を行なっています。
今後益々そういうデザイン思考的アプローチは必要となり、狭義の制作会社との格差が広がっていくのではないかと思っています。
狭義の制作会社に仕事をお願いして、制作やコンサルを高いお金を払ってもいわゆる課題に対して「突破できない」状況を起こします。それは仕方ありません、複雑な課題や問題に旧来の価値観ややり方、考え方では対応できないのです。
確かにじっくり取り組むことは、即興性や短期的に課題を解決するには適していないかもしれませんが、本質的な部分からメスを入れてじっくり取り組まないと人も変わっていきませんし、リブランディングも難しいと思います。
※短期的な施策が苦手ではなく、もちろん短期的に改善する方法もあります。
時代が目まぐるしく変わっていく現代。スキルや自分の信じてきた信念やルーティンすら変えたり棄却したりしないといけません。
それらをアンラーニング(捨てる学習)と言います。学習棄却や学びほぐしと言われる技術で、時節柄に適するように知識やスキルやルーティンをアップデートしていく方法です。
トキガラデザインでは、自分自身もアンラーニングをかけて負荷をかけて成長しながら、場合によってはリブランディングしていく際に、クライアントの皆様にも適時アンラーニングを、ワークショップなどを通じてファシリテートさせていただきます。
2022年に向けたアンラーニングも進めています。
2022年は飛躍の年になると思いますが、これまでのお客様と新しく出会っていくお客様と時節柄(トキガラ)に合う形にリブランディングし共に飛躍していきたいと願っています。
来年もよろしくお願いいたします。
コメントを残す