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「岩手県_盛岡~花巻~北上へ」副題「人生はすべからく待つよりシカタナイのだ」ーーDiario delle vacanze-休日日記 vol.10

開運橋。快晴だった。

先週の金曜日から4泊5日で東京から岩手へのワーケーションに行って来ました。

先だって、OB会や懇親会、岩手工業技術センター様訪問などの記事を投稿しましたが、トータルで振り返ってみれば、モリモリの出来事が思い出されます。

こうしてブログにまとめることで、頭の中を整理できたらと思います。

旅程

東京での宿泊は、錦糸町カプセルサウナ・ニューウイング、池袋ロイヤルホテル(サウナ・屋上露天風呂付き)花巻のホテルに宿泊し北上の「マース北上」へ行きました、最終日はドーミーイン盛岡(ホテルサウナ・朝食付き)を楽しんで来ました。

今回の旅は、ワーケーションの旅要素が強めの旅程でした。人に会い、東京と岩手を観光し、仕事に関係するミーティングや交流もありながらデザイン研究要素も組まれていて、近年では理想的な旅でした。移動距離や徒歩での移動距離も過去最高でした。

・ひたすら歩いた日々(一日15,000歩)できるだけ徒歩で移動しようと思い、一日平均15000歩でしたので、5日間で75000歩ほど歩きました。

毎日会食続きでしたが、朝・昼を制限しつつ歩きながらカロリーを消費し、深夜シメのラーメンは我慢しました。

その結果、体重はむしろ-0.5kgほどでした。その点でも下半身が鍛えられ、良い旅となりました。
(※現在ダイエット・筋力アップ中のため1ヶ月半で-3kg中)

花巻のホテルのショーケースには、宮沢賢治と大谷翔平!

サウナ5連ちゃん

なんだかんだで、4泊5日の4泊は全てサウナを楽しみました。

サウナニューウイング、池袋ロイヤルガーデンホテル、岩手北上マーす北上、最後はドーミーイン盛岡のホテルサウナ。

このブログを読んでいる方ならお分かだと思いますが、サウナ旅・サウナ飯が定番なので、今回もできる限りサウナを挟みました。

岩手県ではお馴染み「マース北上」大衆演芸も観れます。
この日のサ飯は大生と長崎皿うどん(お酢とカラシを添えて)

花巻でクラフトビール

Lit work place 「クラフトビール醸造所が1階にある、カフェBar」居酒屋新幹線花巻編にも出てました。花巻では一番おしゃれな場所と言われていました。

https://akr9857560112.owst.jp/  Lit work place

様々なおつまみを堪能した後にクラフトビール3種を注文しました。

・フレッシュホップイブキIPA(さややかなホップの香り・フレッシュな味で喉を潤す)

・IMPACT(ビールの味が濃く、クラフトビール感があって好きです)

・ESPRESSO STOUT(エスプレッソコーヒー味のビール)

甥っ子に会いにいく、本を渡す

今回のトピックの一つとして、岩手県の花巻にある富士大学野球部に進学した甥っ子と会い、食事することがありました。

大人になった甥っ子と、二人で会うこと自体が初めてのことですが、岩手県という離れた土地で、大人として会えることに深い感慨がありました。

色々と近況を聞きながら、甥っ子の食欲に驚き、またこちらの話をしながら時間は過ぎます。

せっかくのタイミングなので、おすすめの本を渡し(読んでくれるかは分からない!)ミッションが完了。

昔野球をやっていたと言っても、専門的に大学でやっている甥っ子に野球面では教えることはなく、勉強の全ての基本である読書だけは教えることができます。本を読むきっかけになればと思います。

その本は、私の父が買ってくれたもので、私自身がその本をきっかけに本を読むようになり、結局のところ、今の仕事にもつながっているという

すごい本なのです。無口で不器用な父が、将来につながる本との出会いを作ってくれたのです。意識的かどうかは、今となってはわかりませんが、

その時(私が16歳の悩み多い思春期の時)、父なりに悩む息子を思っての行為だと受け止めています。

岩手県を味わう

岩手の街をとにかく歩きました。現地に行き、写真を撮り、自分の足で歩き、日差しを浴び、空気を吸い、人を観察し、サウナに入り、自分の眼で見、感じるフィールドワーク。自分の場合は、職業柄旅であってもフィールドワークの様相も含みます。

その土地の風土や風習、言語(方言)、食べ物・飲み物・スピード感、色彩など、感じる情報はとても多いです。

まだまだ岩手の魅力は味わい尽くせなかったので、また必ず機会を作っていく予定です。仕事ができるとなおいいですが。

岩手のお土産「瓶ドン」

へラルボニー

へラルボニーは、知的障害×アートの製品やブランドを展開する会社です。独創的な絵柄やパターンが強烈に印象に残ります。

その会社の本社は創業者兄弟の出身地、岩手県盛岡にあります。私は今回、本社のあるビルに併設されたギャラリーにお邪魔して来ました。

まずびっくりしたのが、コンクリートのおしゃれなビルの1階、エレベーター横には金魚が優雅に泳いでいました。

ギャラリー展示内容は、へラルボニーのロゴマークやコンセプトが展示されていました。ロゴマークやブランドの成り立ち(CI/VI)が元々のスケッチやアイデアソースが点・説明されており、非常にタイミングが良かったと思いました。  

平日はギャラリーがお休みのようでしたが、愛知県から来たことをお伝えすると特別に入れていただき、ギャラリーのマネージャーの方に

ご丁寧に説明までしていただきました。※ますますファンになりました。

旅の終わり

東北本線で花巻駅から盛岡駅に戻るとき、駅ホームのアナウンスから「ただいま列車が鹿と衝突して、点検のため到着が遅れます。。」「!!!」「ザワザワ」

鹿と衝突で列車が遅れる。愛知県ではまずないことが起きた。とはいえ、周りの乗客は、特段驚くこともなく、時々はあることなのかな、と思った。

結果、花巻駅で40分から50分ほど立ち往生し、ホテルへの帰りが遅れることになりました。

旅にハプニングはつきもの、それはそれで印象に残る出来事でした。

ふと、二日前新宿の「炉とまたぎ」で食べた、ジビエ料理のグリルに鹿もあったな、と思い出していた。

写真左上が鹿のグリル。手が出せなかった。。

でも自分は、猪・ウサギ・鴨はいったものの、鹿はいかなかったな。赤々と血が滴るビジュアルに手が伸びなかったのだ。

当たり前のことながら、動物の命をいただきながら、こちらも生きながらえている。旅の途中考えていたことは、毎日中途半端にダラダラとするのではなく、1日仕事や遊びで動き回り、疲れ切って、泥のように眠りに着く、そんな毎日を送れたら、と。

旅の途中は、移動もできるだけ徒歩で移動し、夜眠る時は、毎日泥のように眠った。

旅の最後の夜眠りにつくときにぼんやり考えていた、泥のように眠りたいと思っても、その時の体調やメンタルによっては、そうも行かない日もあるだろう、年を重ねるということはそういうことだ。だからと言って、思い通りに行かなくたってそれも大事な一日になるのだ、そう「シカタナイ」のだ。

ご飯を食べ、仕事をし、体を動かし、何かしら人のために動き、好きな時間を過ごし、大切な人と時間を過ごす、時々は美味しいものを食べながら、サウナに入り、生きていることを感じる、その中で起こるハプニングも含めて人生だ、そんなことを旅で思い出す。

そう、人生には「しか(鹿)たないことがままある」のだ。その時は、ひたすら改善するまで待つシカないのだ。

番外編

実は、マース北上から東北本線北上駅まで40分を徒歩で歩きました。歩くことでその土地の何かしらを感じることができる。
ぶらっと寄りたい地元の飲み屋さん。

旅する小人Coffee Bar。なんともそそられる外観!
居酒屋鶏ヤロー!なんともキャッチーなネーミング!
駅近居酒屋。岩手の地酒「魚で乾杯」岩手の日本酒をここで飲みたいですね。

Godetevi la vita /
 (人生を愉しんで)!

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