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Diario delle vacanze-休日日記 vol.4 「自分で限界を決めない」

こんにちは。稲石です。

休日日記ですが、今回はクリエイターの処世術に関することを書きます。

処世術だとおおげさな感じがしますが、クリエイターの卵からクリエイターのキャリアチェンジについてです。

現在「時柄デザイン塾」を運営している関係で、少し人の接点と情報の取り方が変わりました。

接点は、デザイナーやクリエイターの卵とお話しする機会が増えたこと。教えるにあたり、再度デザインの基礎知識について勉強しなおしていること。

デザイナーの卵と話して感じたこと

デザイナーの卵については、これから自分がクリエイティブ業界に進みたいけれども、いったい何から始めたらいいのか?

そしてどの職業が向いているのか?さらに本当にその職業に就けるのか?そのあたりの悩みは共通です。

「私はデザイナーになる!」あるいは「私はデザイナーです。仕事はないけど、何か?」ぐらいに言い切ってしまえる人は、まず自分で決めているので遠からずプロのデザイナーになっていけると思います。

大事なのはプロになることではなく、プロになったあとどのレベルを目指すのか・誰を幸せにするのか、誰を喜ばせるのか、そういうプロになった後の志の部分がまさに「それが一番大事♪」なのです。

人生は100年時代と言われます。その間、働く期間はどれぐらいでしょうか?20歳なら70歳まで働くとして「50年!!」半世紀。とてつもなく長いです。

時柄デザイン塾では焦らずにデザインの基礎をじっくりと教えます。デザイン的な考え方、人間性、デザインの勉強の仕方、取り組む姿勢、パソコンを使う前のデザイン力の育成、このあたりを大事にしています。

 

クリエイターに関して言えば、50年かければ誰でもなれます。パソコンやスマホやiPadがあれば、何かを作って発表ができます。そしてクラウドサービスやSNSで誰かに有料で頼まれるようになればプロのクリエイターです。そういう活動を副業・兼業でもいいからコツコツ続ける。もうクリエイターです。

人の心を動かす本物のデザイナーになりたい場合は、私のところのデザイン塾やスクールなどでプロからじっくり教わることを勧めます。

そこでは短絡的な稼ぎ方やテクニックだけでなく、何のためにその仕事をするのか?どうやって最適解を導くのか?課題を解決してこそクリエイティブ、そういう本質的なことを学べます。

働き方、働くことへの価値観、お金の稼ぎ方、働く場所・時間・全てが変わって自由に選択できます。

まずはなれるなれない・食える食えないで悩む前に、好きなこと・興味をもったこと・作りたいもの、という自分の気持ちに従うのが先だと思います。

そして、十分に気持ちが育った後に、具体的に本当の力をつけるためのアクションプランを立てて、行動すればいいのです。

その一歩・一歩が経験であり、修行であり、思い出であり、人生です。

デザイン=人生です。

【時柄デザイン塾】のサイトはこちらです。もしご興味あれば覗いてみてください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/designschooltokigara

これからはさまざまな働き方ができる。自分の軸となるスキルを身につけよう。

クリエイターのキャリアチェンジ

私自身、長いクリエイター人生の中で、複数のキャリアチェンジを行ってきました。

会社に就職して職を得るには「グラフィックデザイナー」や「Webディレクター」や「コピーライター」という専門職の肩書きが必要です。

というか必要でした。

私の場合は、チェンジしながらもそれぞれの仕事は続け、デザインやライティングやWeb制作や動画制作をスキルセットとして追加し、組み合わせています。

これからは時節柄やデバイスや中心となる産業が変わるので、クリエイティブのスキルの必要性も変化していきます。

デザインや文章は、デジタルになっても、映像になっても、バーチャルになっても、基礎スキルとして必要でしょう。でも印刷やWebブラウザは主役の座を早晩明け渡すことになるでしょう。

そういう時節柄に変化していく時代に、最適なクリエイティブを提案するというコンセプトが「トキガラデザイン」なのです。

https://tokigara-design.com/about 【トキガラデザインとは】のご紹介!

その代表をしているのが私です。だから、私自身も常に新しいスキルを学び続けています。

  

昨年の春から秋にかけては、母校デジタルハリウッドの動画クリエイターコースに通い、動画の基礎や編集スキルを学びました。そのスキルを活かして動画制作事業もスタートしています。すでに何本もクライアント様からお仕事をいただき、アップしています。

この文章の前段でお話しした。プロにはなれるけど、どのレベルを目指すか?それが一番大事wの辺りの話です。

動画の需要は伸びていますが、満足のいく作品を作ってみたいという作家的な気持ちが少しあります。

動画製作者からビデオグラファー(映像作家)へ、目指すところはそのレベルになりたい。

 

デジハリの仲間の紹介で、動画の「学び」と「遊び」の二つを目的とした動画初学者向けのオンラインサロンに入ることにしました。一人自学では限界を感じました。

言ったからには、絶対にビデオグラファーにならなければ。というように力む必要はありません。

私には本業があり、軸となるデザインと文章があります。

その上で、もっとこれがやれたら、もっとこういう表現ができたらという、プラスの要素として考えています。(どちらかというばより豊かになっていく方向)

だからどれだけ時間がかかってもいいのです。ゆっくりゆっくり進めばいいのです。その過程も楽しんじゃえばいいのです。

評価をするのはまずは自分です。もっと自分を褒めましょう。

80歳になったときにでも、人々に感動してもらえる映画(本編)の一本でも、自分が脚本・監督で撮れたら最高な達成ですよね。

80歳まで時間があるのなら、もう少し前倒しで達成できる気がしてくるから不思議です。

最初から何でもできたらつまらない。揃っていたらつまらない。時間はたっぷりある。一個づつ・一つづつ・一歩づつ進んでいくのが人生の彩り。

今年の後半から来年にかけて、少しづつ動画の撮影や編集、動画の表現について、深めて行きたいと思います。

楽しみながら。何事も好きこそものの上手なれといいます。好きになれば続けます。好きだから何故かやっちゃう、その無限ループに入ること。

それが一番大事♪(しつこい!ジェームズか!)

だから常にクリエイティブのスキルも進化していたい。趣味的な要素もあるんでしょうね。

これからは「仕事」「趣味」「プライベート」「余暇」も隔てない方が良いパフォーマンスができるかも、ですね。

南の島でゆっくりと。サウナも併用して多幸感を感じながら。

遊ぶように働き、働きながら遊ぶ。

そんなことが実現できたらいいですよね。

 

それでは、愉しい休日を。
Godetevi la vita (人生を愉しんで)!

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