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「サウナーのワーケーションとは」ーーDiario delle vacanze-休日日記 vol.9

ニュージャパン梅田

みなさまこんにちは!休日日記もvol.9となりました。次はようやくvol.10に。

さて、10月8,9,10の3連休。名古屋~新大阪~博多まで、仕事を理由にサウナ旅を楽しんできた。

前回のサウナ旅は関西遠征で、甥っ子の高校野球に合わせて行った旅で、「神戸サウナ&スパ」の関西の聖地を訪ね、甘美なサウナ体験をしてきたのだった。

今回の一番の目的は仕事だ。福岡久留米の会社様へHP兼ECサイト制作のレクチャーである。さて、福岡に行くことは決まった。そして次にどう行って、どこに泊まるか、それが問題だ。少し待つと観光支援の割引が適用されるみたいだけど、今回はそれには間に合わなかった。

福岡には前から行ってみたかったウェルビー福岡がある。1泊はそこに決める。

もう1泊は大阪に決めた。大阪にはご存じ「大東洋」がある。店内もリニューアルされ、グレードアップしている。そもそも、大東洋は思い出の場所でもあった。東京から大阪に転勤が決まった時に、会社に挨拶をして、大阪の住居を決めなければいけないという、とても疲れる1泊の拠点だった。

これから始まる大阪の生活を想像して、不安と期待が入り混じった複雑な気分だった。これから転勤する大阪本社はブラックもブラック・・・漆黒と言ってもいい厳しい職場環境だった。期待というより不安の方が遥かに大きかった。その時の思い出が大東洋に泊まると蘇ってくるようだった。

大東洋も捨てがたいが、やはり初めての経験の方にひかれた。ドラマ『サ道2021』でも紹介されていた、ニュージャパン梅田。大阪には7年ほど住んでいたが、ニュージャパン梅田の存在すら知らなかった。

英語で書かれた看板。ゲストハウスの様相。中に入ってみな、すごいよ 汗

面白い施設だった。1階2階屋上それぞれにサウナがあり、2階に洗い場、1階には高温サウナに低温サウナ、プールや休憩室まであり、屋上はウェルビーの森のサウナのような小屋型サウナがありセルフローリュOKで、水風呂は樽型、野趣に溢れている。

ふむふむ、体験としては屋上の風呂とサウナが魅力的だが、1階スペースがやはりメイン。王道だ。

さらに檜風呂とジャグジーがあり、露天を楽しむには季節的には丁度いい。サウナに入り、水風呂、外気浴の1セット終わった後に檜風呂に入ると大阪の都会的なビルが見える。大阪に住んでいた時のことが思い出され郷愁に浸ることができた。

大阪に暮らした日々は、今の自分を形成する上で欠くことのできない経験だったが、唯一残念に思うことはニュージャパン梅田を知らなかったこと、あの甘美な体験を素通りしていた無自覚さだ。といってもその頃は今ほどサウナにハマっていないので、仕方ないことではあるが。。

ウェルビー福岡

おなじみウェルビー福岡!この日は雨。傘もささずに向かう。どうせ蒸されるから一緒。

ウェルビー福岡について一言で表現すると「かなりふざけたサウナだな」と言える。昔ながらの銭湯サウナに慣れ親しんだお歴々が利用したらそんな風に言うに違いない。それもそのはず、湯船がないのだ。

ジャグジーも日替わり風呂も電気風呂もない。サウナばかりが3室。ウェルビーならではのから風呂、フィンランド、森のサウナ。。

極め付けは、強冷水風呂があり「ヒェー、フォー」などとHGのようなため息が出てしまう冷たさ、温度計を見るとなんと4°C!!!

体感の冷たさは最初はそこまで変わらないものの、体を冷やすスピードが半端ない!10秒も使っていると足の方から固まってくる。

冷たさに体が染みてくるのだ。このままでは凍ってしまう「はあはあ」いいながら上がり、休憩スペース(ととのいスペース)へ。スペースが用意されているだけで、ゆっくりと休むことができる。

しかもここは湯船がないのだ、いい意味でふざけているとも言える攻めたサウナ施設はウェルビー福岡ならではと言える。風呂がないサウナなんて初めてだ。

利用年齢は若い層が多く(20代30代)サウナブームに乗って、福岡遠征してきた口か!と言う私も同じ穴の狢と言える。。どのサウナもいい体験だった。特に強冷水風呂は、たまらない。

またひとつ、サウナの新しい体験が増えた。何かの映画のセリフをととのいチェアーに座りながらボンヤリと考えていた。

「大人はもっと自分の体を使って楽しむべきだ」と。いやらしい意味ではない。運動したり、マッサージしたり、散歩したり、踊ったり、歌を歌うこともそうだし、サウナもそうだ。まさに健康的に気持ち良く自分の体を使って楽しんでいる。

どこか体が不自由になってしまえば、体を使った楽しみも制限されてくる。健康であればこそだ。その時間だったって永遠じゃない。できるだけその時間を長く楽しむことが、足繁くサウナに通うひとつの理由かも知れない。

健康を維持するためにもサウナに行くのだ。裸になり、鏡に映った自分の体を見る。腹回りに肉がついていないか。歩くときに体は重くないか。から風呂に入る時に出入りに無理はないか。同じサウナに入る他人の中で、ものすごく太った人が結構いる。

血圧や内臓脂肪や糖尿病は大丈夫だろうか。余計なお世話だ。でも、長くサウナを楽しみ、サ旅を楽しみ、サウナでととのい、鋭くなった味覚で味わうサウナ飯の旨さを長く楽しむためにも健康状態の維持が必要なのだ。

階段を登り、入り口前のエントランス。俄然期待が膨らむ。

今回のサウナ旅(いやワーケーション)は、このように終わって行ったのだ。次のサ旅に向けて。仕事の方は、最後の山を越えることができ、なんとか次に進むことができる。行ってよかった。

今回の旅の最中に感じていたこと、自分で自分の限界を決めていたことに気づいたこと。何も暑いサウナ室で長く我慢することじゃない、もっと広い世界で活躍してもいいということ。その足がかりはできた。

いずれにしても、自分の気持ち次第ということか。

MY WAY(マイウェイ)全ては心の決めたままに。

Godetevi la vita /(人生を愉しんで)!

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